本当に、よく雨が降る。昨日までは晴れてたってのに・・・
何かしようとする度、まるで図ったように雨が降ってくる。
車の乗り降りの時とか、特にね・・・あれは不思議なもんだが、本当に腹が立つ。
・・・でも、それでも雨は憎めないやつ。
しとしとと、哀愁を帯びて鳴り響く、心地よい音色。そして何もかもを濡らし、全てを洗い流していく滴。
水晶のような透いた水の粒が光の線を帯びて降り注ぐ様は・・・
映画とか小説とか、そういうのにはうってつけですな、本当。
かくいう自分も、物語を書くときには結構雨って重宝する要素だ。
降りしきる雨には古いシャンソンがお似合い。Jean Sablonの「J'Attendrai」なんかは特にね。
多すぎれば水害だのなんだのと文句を言われ。
少なければ干魃がどうのこうのと文句を言われ。
雨よ降れ、いや雨よ降るなのすったもんだ。
・・・空の神様も大変だな。
まあ、自分自身、濡れるのも家が浸水するのも真っ平御免だけど。
シリアスな話、家の裏手が山だから(田舎ですから)、土石流とか大丈夫なのかよ・・・とか少し心配してしまう。
そんな昼下がりでした。
ではでは、この辺でひとまずさいなら。

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