まさに、感激の一言。

ロスマンズ・シガレット堂々の揃い踏み。
廃盤になって半年以上。よもや、再びRothmans ROYALSをお目にかけることとなるとは。
とある筋から1カートン以上も譲り受けた。
ROTHMANS INTERNATIONALを海外通販で手に入れたのが半月ほど前の話。
本当に不思議な気持ちだ・・・
いそいそとフィルムをめくり、Rothmans ROYALSに火を点す。
・・・渋い。そして本当にうまい。
見た目に反し、決して華のある味わいではない。
どこか刺々しくもある、つんと澄ました上品な風味。
例えるなら、ステレオタイプな名家の令嬢のような。
いかにもイギリス人らしい、ストイックさの現れた銘柄だ。
凛。その一文字が、よく似合う。
見たことのない風景。見たことのない誰か。全くの無意識のその向こう側から、このタバコはやってきた。
ネットが発達したこの世界では、それはごく当たり前のように思われ、顧みられることもなく忘れ去られている日常。
でも、それって実は凄いことなんだぜ!!
そう、実感した一日だった。
これを再び手にさせてくれた顔も知らない人。
・・・本当に、有り難う。
人の世の縁とは、不思議なものである。
[4回]
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