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ツイッターと拙ブログを連動させて早数週間……
でも、エントリなんか何にも更新してないのよね、実のところ。 はぁ、やる気しねぇなあ。 うーん、まあとは言え、何も収穫があったわけじゃないのよ。 というより、その間にもまぁまぁ収穫はあったわ。 記事には全然してないけどね、ハワイの――アレなんだっけ。 ファイヤーロックだか……ビッグウェーブだか……ホラ、アレだよアレ。 そういうビールね。直近では、アレが一番うまいと思ったね。 いやいや、更に言うなら最近、ホブゴブリンも買ったよ。 というより、スケアクロウを買うついでだったんだけど。 いや更に言うなら、掘り出し物の古ワインを買うついででして。 そうそう、ブリュードッグのパンクIPAなんかも飲んだね。 あと、ネズミ印のレモン味のするビールとか。 5月前後にしか品出しされない、限定物のドイツビールとか。 通販で買っちゃったね。 ……5月とか。もう4、5ヶ月前かよ。嘘でしょ…… あら、書いてる間にショットグラスの酒が切れちゃった。 そのことについては、直後のエントリに出しちゃいます。 処女幕を破られた(オイ)あのベネズエラ・ラムでございます。 ……実を言うとツイッターの方に、先に写真を上げちゃったんだけど。 ともあれ、今回はこの辺でさいならー (・А・)ノシ PR |
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アイルランドには、ポチーンと呼ばれる密造酒があるらしい。
とあるパブで、私は今それを飲んでいる。 ともかく匂いが凄い。不自然に甘ったるく、本能的に危険だと脳が知らせる。 紛うことなく、シンナーやトルエンといった、有機溶剤系の臭いだ。 焼酎、スコッチ、ヴォトカ、テキーラ、ジン、ラム…… これまで飲んだ酒の、いずれも持ち合わせていない特有の匂いだ。 とにかく甘い。匂いが甘けりゃ、口に含み、飲み込んだ余韻まで甘い。 実に体に悪そうな、直球のケミカル系甘味。もろに私が苦手な風味だ。 いやはや冒険心とは本当に恐ろしいものである。 当たりばかりが目の前にやって来るワケじゃない。 この酒をオススメできる人といったら…… 意外と、日本酒の類いが好きな人、だったりするのだろうか? 日本酒も私はダメだった。剣菱の5合瓶を買って、3分の1も飲まずに捨ててしまった。 あの独特の甘さを快楽に感じられ、なおかつ高アルコールに耐性を持つ人であれば、オススメ……できるかもしれない。 私には1ショットがきつかった。 もどさなかったことを誉めてほしいくらいだ。 というわけで、今回はこの辺でさいなら。 |
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コヒバじゃなくて、コイーバなんですけどねえ……。
というわけで、たまにはシガリロなんぞ誂えてみた。 コイーバ・クラブ。10本/1,600円のキューバ産シガリロ。値段もサイズもミニシガリロより一回り大きく、目に見えてリッチさを感じる。 もっとも、上級のシガーと比べるとまだまだお子様のようなサイズであるのは言うまでもない。 火を点けると、甘酸っぱさと軽妙な渋味とともに、カカオのようなフレーバーがやってくる。後味はふわりとほろ苦く、スパイシーな余韻が残る。 シガレットと比べると高価だが、値段相応の価値は感じられる気がする。 シガレットには飽きたけど、シガーは堅苦しくてどうも……というニーズに応え得るシガリロは、実に良く住み分けられた商品だと思う。 シガーを作る工程で余った葉っぱを使用して作られた弟分とは言え、その味からは素性や育ちの良さといったものが感じられる。 たまにはこういう物で気分をリセットするのも悪くない。 というわけで、今回はこの辺でさいなら。 |
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最早この泡は気違いじみている。
霜が降りるように、そっと優しくしてあげただけなのに……。 ひょっとすると、グラスの相性が悪いのかも知れない。 遂にORVAL(オルヴァル)と対面する時が来た。 1本で5百数十円という強気過ぎる価格設定も含めて、ベルギービール(そしてトラピストビール)の真の王道として、有名な一品だろう。 これは主観だが、シャープな流線型を描いたボトルは、シンプルながら洗練されているデザインで、実に素晴らしい。(少なくともデュベルの巻き糞ボトルよりは以下略) 度数:6.2% 原材料:麦芽、ホップ、糖類、酵母 輸入者:小西酒造株式会社 原材料を見れば一目瞭然。これは、デュベルと同じ酵母入りのビールだ。 大抵のビールでは、瓶詰めの過程までに醸造に用いたビール酵母を取り除くものだが、オルヴァルやデュベルのようなビールでは、酵母を含んだままビールを瓶詰めする。 ビール酵母は瓶の底に溜まっており、瓶の中でも発酵を継続させるという。ということは当然、味はこってりフルボディということは想像できる。 更に、瓶に残留している酵母そのものもまた、ビールの味に影響を与える。 酵母を残すようにビール(の上澄み)を注げば、スッキリとした味わいを最初から最後まで味わうことができる。 その反面、ビール酵母も何も関係なしに全部グラスに注げば、苦味やエグミを持ったビール酵母が、モルトの甘く爽やかな風味にアクセントを与えてくれる。 私は貧乏性なので、上澄みだけでなくビール酵母まで含めて全部飲みたい。 オルヴァルはやや酸味が強めで、コクはあるが決して甘過ぎない。酵母を混ぜれば、終盤に差し掛かるにつれて徐々にビターな風味を楽しめる。 試行錯誤の末、上記の画像……まだまだ泡が多いが。 その個性の強さは、前回のシメイと比較しても頭一つ飛び抜けている。 1本空ければそれなりに酔いが回り、満足感も高い。 味は良いのだが、やはりビールとしては飛び抜けた(と言ってもまだ上には上が居るのだが)値段に、二の足を踏む人も少なくないと思われる。 味と価格……いずれをとっても決して万人向けとは言い難い。まして国産の安価なビールとは、その世界観からして、根本的に異なっていると言っても過言ではあるまい。 決して両者の優劣を問うているわけではない。それはアナログレコードとデジタルオーディオの優劣を比べる位ナンセンスだ。 オルヴァルは紛うこと無きアナログレコードである。扱い難くてノイズも多いが、デジタルの範疇に収まり切れない、膨大な情報量を内に秘めている。 それを無闇矢鱈と有難がり、崇拝・神格化するのも正直言ってナンセンスだ。 だがしかし、言葉では言い表せない「何か」……若々しい刺激的なパッションとは正対した位置にある、円熟した気位のようなものを持っている気がする。 これぞトラピストビールの持つ魔力か。 というわけで、今回はこのへんでさいなら。 |
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瓶の口から匂いを嗅いだ瞬間「コレは旨い」と確信した。
味はこってりフルボディ、8度のアルコールは空腹に効き目抜群。 その名は、"CHIMAY TRIPLE"(シメイ・トリプル)。 泡立ち良すぎで草不可避であるwwwww シメイに関しては何というか――今まで意識して避けていた部分もあったのだが。今回初めて口にして、そしてその圧倒的な「実力」に平伏さざるを得なくなった。 店頭のPOPでは、最も苦味が強いと記されていたが……正直言って、私にとってはまだまだ強烈な甘味を感じてやまないところだ。 絶妙な炭酸具合とボリューム満点のコクは、まるでロータスのカラメルビスケットを液体にして飲んでいるような感じだ。 二本、三本と小瓶を開ければ、たちどころに酔いが回るだろう。 このフレーヴァーは非常に強烈である。 正に王道。 私は甘い酒が嫌いであると以前から折に触れて申し上げているが、このビールについては完全に白旗を揚げざるを得ない。 と同時に、ベルギーの人間を本当に羨ましく思う。 裏ラベルの情報を記しておこう。 賞味適温:6~8℃ 原材料:大麦麦芽、小麦麦芽、ポップ、糖類 度数:8% 輸入者:三井食品株式会社 賞味適温? 何だそれは? そんな文言が記されていたビールなど、これまでとんとお目にかかったことが無い。 これは紛れも無いガチのビールである。アメリカンや国産ピルスナーを口にする感覚で相手にすると、手痛いしっぺ返しを喰らうことになるだろう。 しかし、それに悦びを見出すかどうかは飲み手次第である。 日常的に飲むには少々個性が強過ぎる、と言わざるを得ない。と同時に、財布の中身も文字通り紙屑のように、盛大に弾け飛んでいくだろう。 しかしながら、パーティーの席で振舞ったり、週末に自分を労ったり……何か「特別」を演出するには相応しい一本と言えるだろう。 私にしては少々褒めすぎてしまった感もあるが……しつこいくらい甘いクセに、これほど気持ち良く酔わせてくれるビールには陥落するほかあるまい。 だけど正直言って、赤ラベルや青ラベルに挑戦する気があるかと言われると、ちょっと尻込みしてしまうのも本音だな……(主に甘味的な意味で)。 というわけで、今回はこの辺でさいなら。 |
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