× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
1本400円のコーラが目の前の陳列台に並んでいたとして、それを手に取る人はどれくらいいるのだろうか。
一方私は、それを目にした瞬間、一厘たりとも迷わずに買い物カゴヘ投入した。 有機栽培(笑)の原料を使用した酔狂なコーラ。しかもイタリア産と来た。 これは買わざるを得ないwww その名はガルバニーナ・オーガニックコーラ。 原材料:糖類(有機蔗糖、有機キャラメルシュガー)、有機レモンジュース、 コーラナッツエキス、香料(※) 内容量:355ml 原産国:イタリア(輸入者:バーチ㈱) ※香料にはライム、レモン、シナモン、生姜、ナツメグを使用しているという。 勿論、その香料全てが有機であることは言うまでもないだろう。 能書きを信じれば、の話であるが。 結論から言うと、これは美味しい。が、やはり人を選ぶと言わざるを得ない。 コーラ特有の墨汁臭いフレーバーは、大手2社のコーラより幾分強く感じる。 炭酸は弱めで喉越しも軽く、355mlの瓶があっという間に空になる。 後味はしつこくなく、甘酸っぱい香りがフワリと抜ける。 薄い青緑のボトルは、エンボス加工された意匠がイタリア人のセンスを感じる。 シンプルでキャッチーなアメリカ人のデザインとは、やはり観点が全く違う。 だが正直言って、スクリューキャップはラッパ飲みし辛いところがあって残念だ。 瓶コーラはラッパ飲みするものだという、私自身の思い(込み)があるからだ。 後は、一応言っておくべきことがあるだろう。 プラシーボ効果でそう思った可能性が無い、とは言い切れない。 355ml/400円というその価格をどう捉えるかだろう。 質より量を重んじる人には薦められないことは、言うまでもない。 少なくとも私は、1本飲みきった頃には更にもう1本欲しくなっていた。 余り炭酸が自己主張しないスタイルなので、年少者へのウケは悪そうだ。 大手の量産品を足蹴にするような(ある種の感銘さえ覚える)値段も含めて、これは飽くまで大人に焦点を絞ったもの、と考えるべきだろう。 とは言え、既存のコーラ党に気安く受け入れられるとも思い難いが……。 しかし真に恐れるべくは、さして利益を見込めるとも思えないこんな酔狂な物が、いかにも平然とした顔で陳列されている、辺鄙な片田舎の酒屋だと言いたい。 マーケットリサーチの一環なのだろうか……。 ともあれ、これを再び手にする時がそう遠くないことだけは確かだ。 というわけで、今回はこの辺でさいなら。 PR |
![]() |
![]() |
|
![]() |