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【2025/03/14 22:38 】 |
玉無しギネスはサージャーの夢を見るか
 「フローティングウィジェット」が入っていない……だと!?
 つまりは「玉無し」のギネス・ドラフトである。

ギネス・サージャー1


 1本で299円は流石にぼり過ぎだとは思うが、地元店ゆえ仕方あるまい。
 というよりも、陳列棚で目にした瞬間、在庫をあるだけカゴの中に放り込んでいた。
 そうして、後でまじまじと値札を見て驚いた次第である。
 おなじみギネス・ドラフトの缶である。
 因みに、缶を振ってもカランコロンといった手応えはない。
 先述した通り、そもそも中に「玉」が入っていないからである。

ギネス・サージャー2


 どうやら業務用だったようである。
 ここで私は、初めて「サージャー」という物の存在を知った。
 どうやら超音波振動を発する台の様な器具で、ビールの泡立ちが良くなるらしい。
 つまりは、通常市販されているギネス・ドラフト缶に同封されている、「フローティング・ウィジェット」の効能を、外部機器を用いることにより再現しているという訳だ。
 実際、この「玉無し」のギネス缶単体では恐ろしく泡立ちが悪い。
 と、言うよりは「玉」がそれほどの泡立ち効果をもたらしていたと考えるべきか。

 うーん、とはいえナァ……。
 私個人としては如何にも眉唾というか、微妙な心境ではある。
 そこまでするくらいなら、樽詰の生ビールで良くないか?

 いやいや。今のは正直な本音ではあったが、些か軽薄極まる発言だったかもしれない。
 生ビールを出す裏(バックヤード)では、それはそれは七面倒な「作業」が伴っていることは、聞きかじり程度には知っているつもりである。
 一度開封した樽をどのくらいで使い切れるかとか。
 サーバーやホースを日々是洗浄し続けなければならないとか。
 そう考えるとサージャー+缶ビールの組み合わせは、ビールサーバーの維持が難しい小規模なレストラン・居酒屋では、投資として手軽なのかもしれない。
 御託はどうあれ、私としてはギネス・スタウトが飲めればそれでいいのだが。
 でも何だろうな。
 こう、玉が転がる独特な感触が無いというのも新鮮なものだ(笑)

 というわけで下ネタ一辺倒だったが、今回はこの辺でさいなら。

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【2013/06/19 19:12 】 | ビール | 有り難いご意見(0)
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