× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
「フローティングウィジェット」が入っていない……だと!?
つまりは「玉無し」のギネス・ドラフトである。 1本で299円は流石にぼり過ぎだとは思うが、地元店ゆえ仕方あるまい。 というよりも、陳列棚で目にした瞬間、在庫をあるだけカゴの中に放り込んでいた。 そうして、後でまじまじと値札を見て驚いた次第である。 おなじみギネス・ドラフトの缶である。 因みに、缶を振ってもカランコロンといった手応えはない。 先述した通り、そもそも中に「玉」が入っていないからである。 どうやら業務用だったようである。 ここで私は、初めて「サージャー」という物の存在を知った。 どうやら超音波振動を発する台の様な器具で、ビールの泡立ちが良くなるらしい。 つまりは、通常市販されているギネス・ドラフト缶に同封されている、「フローティング・ウィジェット」の効能を、外部機器を用いることにより再現しているという訳だ。 実際、この「玉無し」のギネス缶単体では恐ろしく泡立ちが悪い。 と、言うよりは「玉」がそれほどの泡立ち効果をもたらしていたと考えるべきか。 うーん、とはいえナァ……。 私個人としては如何にも眉唾というか、微妙な心境ではある。 そこまでするくらいなら、樽詰の生ビールで良くないか? いやいや。今のは正直な本音ではあったが、些か軽薄極まる発言だったかもしれない。 生ビールを出す裏(バックヤード)では、それはそれは七面倒な「作業」が伴っていることは、聞きかじり程度には知っているつもりである。 一度開封した樽をどのくらいで使い切れるかとか。 サーバーやホースを日々是洗浄し続けなければならないとか。 そう考えるとサージャー+缶ビールの組み合わせは、ビールサーバーの維持が難しい小規模なレストラン・居酒屋では、投資として手軽なのかもしれない。 御託はどうあれ、私としてはギネス・スタウトが飲めればそれでいいのだが。 でも何だろうな。 こう、玉が転がる独特な感触が無いというのも新鮮なものだ(笑) というわけで下ネタ一辺倒だったが、今回はこの辺でさいなら。 PR |
![]() |
1本400円のコーラが目の前の陳列台に並んでいたとして、それを手に取る人はどれくらいいるのだろうか。
一方私は、それを目にした瞬間、一厘たりとも迷わずに買い物カゴヘ投入した。 有機栽培(笑)の原料を使用した酔狂なコーラ。しかもイタリア産と来た。 これは買わざるを得ないwww その名はガルバニーナ・オーガニックコーラ。 原材料:糖類(有機蔗糖、有機キャラメルシュガー)、有機レモンジュース、 コーラナッツエキス、香料(※) 内容量:355ml 原産国:イタリア(輸入者:バーチ㈱) ※香料にはライム、レモン、シナモン、生姜、ナツメグを使用しているという。 勿論、その香料全てが有機であることは言うまでもないだろう。 能書きを信じれば、の話であるが。 結論から言うと、これは美味しい。が、やはり人を選ぶと言わざるを得ない。 コーラ特有の墨汁臭いフレーバーは、大手2社のコーラより幾分強く感じる。 炭酸は弱めで喉越しも軽く、355mlの瓶があっという間に空になる。 後味はしつこくなく、甘酸っぱい香りがフワリと抜ける。 薄い青緑のボトルは、エンボス加工された意匠がイタリア人のセンスを感じる。 シンプルでキャッチーなアメリカ人のデザインとは、やはり観点が全く違う。 だが正直言って、スクリューキャップはラッパ飲みし辛いところがあって残念だ。 瓶コーラはラッパ飲みするものだという、私自身の思い(込み)があるからだ。 後は、一応言っておくべきことがあるだろう。 プラシーボ効果でそう思った可能性が無い、とは言い切れない。 355ml/400円というその価格をどう捉えるかだろう。 質より量を重んじる人には薦められないことは、言うまでもない。 少なくとも私は、1本飲みきった頃には更にもう1本欲しくなっていた。 余り炭酸が自己主張しないスタイルなので、年少者へのウケは悪そうだ。 大手の量産品を足蹴にするような(ある種の感銘さえ覚える)値段も含めて、これは飽くまで大人に焦点を絞ったもの、と考えるべきだろう。 とは言え、既存のコーラ党に気安く受け入れられるとも思い難いが……。 しかし真に恐れるべくは、さして利益を見込めるとも思えないこんな酔狂な物が、いかにも平然とした顔で陳列されている、辺鄙な片田舎の酒屋だと言いたい。 マーケットリサーチの一環なのだろうか……。 ともあれ、これを再び手にする時がそう遠くないことだけは確かだ。 というわけで、今回はこの辺でさいなら。 |
![]() |
それが、このビールの売り文句らしい。
7-11で買った酒3連発の〆、その名もグランド・キリン。 原材料:麦、ホップ 度数:6% 爽やかに後を引く苦味、そして薫り高い風味。 昨日飲んでみたザ・エクストラとは異なる、どちらかと言えばプレミアムモルツに近い味付けだ。 どっしりとした安定感があり、自信と貫禄が感じられる。 国産のビールもいよいよ面子が出揃ってきたといったところか。 それでいてこのグランド・キリンが他との差別化を図っているのが、パッケージである。 ネックの太い、黒褐色の小瓶だ。王冠でもスクリューキャップでもない、引っ張って開けるタイプのキャップ(咄嗟に名前が出てこなかった)である。 手軽でいて、安易ではない。風格を持たせながらも、取っ付き易さを忘れない。 要はバランスということなのだろう。私としては、王冠つきで一向に構わなかったのだが。 いずれにせよ、敢えて瓶入り一本道の戦略というのは、非常に興味深いものだ。 或いはそれ故に、飲み終えた後の空き瓶がチャチなプラスティックのように軽い、ということに些か残念な気分にもなった。 これはもう冗談抜きで、華奢なコロナ・エキストラの空き瓶よりかも余程軽く感じる。 ちょっとそこらの草花を摘んできて、一輪挿しにするのにはうってつけだろう。 ボディは強いが、寧ろその存在に茶目っ気すら感じられる。 ポテンシャルは計り知れないが、どこか素直じゃないところのある食えない奴。 一先ずはまあ、そんなところだろうか。 まあそんなこんなで、今回はこの辺でさいなら。 |
![]() |
その名も、アサヒ「ザ・エクストラ」。
昨日に引き続き、7-11で購入した酒の一つ。 原材料:麦芽、ホップ 度数:6.5% これは本格的なピルスナーだ。気合いの入り具合が並大抵ではない。 アサヒということで先ず私が連想する物はやはり、同社のフラッグシップである「スーパードライ」。 正直言って余り期待はしていなかったが、見事にそれが覆された。 比較対象となるのは、やはりサントリーのプレミアムモルツが相応しいだろう。 あちらはアルコールのピリリとした感じと苦味を強調したフレーバーだったと記憶している。 対してこちらは、アルコールや炭酸を抑え目にして、柔らかな甘味を前面に出している。 缶の表面は梨地仕上げの金色で、店頭でのインパクトもひとしおだろう。 質素な銀色に仕上げたスーパードライとの差異を際立たせている。 缶の表面にうだうだと書き連ねた御託はともかくとして、美味しい。 心地よい甘味とコクも相俟って、「水を飲むように」スイスイと喉を通っていく。 正直言ってこれは、予想の斜め上を行く出来と言わざるを得ない。 感服した。 まあそんなこんなで、アサヒのフレーバーを見直した今日この頃である。 今回はこの辺でさいなら。 |
![]() |
Stassen PREMIUM BELGIAN APPLE CIDER
原産国:ベルギー 度数:5.5% 輸入者:三国ワイン株式会社 7-11で何気なしに買ってみたシードルだ。 シードルと名のつく物は、以前にも一度口にしたことがある。 恐らくは、ニッカのシードルだろう。桃色のラベルだったと思う。 しかし、今回のシードルはまた、少しばかり風味付けが異なるようだ。 いや、この際だからはっきりと言おう。 先ずもって、シードルが何だかケミカル臭いのだ。 これはたぶん、酸化防止剤の亜硫酸塩が原因であろう。 輸入ワインには先ず含まれていると考えて間違いないものだ。 玄人の飲み手は開封して暫く置くことで亜硫酸塩を抜く、と聞いたことがあるが、いかんせん私はせっかちのアマチュアドリンカー。 ましてや炭酸が命のシードルを開封して放置するなどもってのほか。 まあ、そこらへんの御託はともかくとして。 以前飲んだことのあるニッカ・シードルは、どちらかというと林檎の爽やかな甘味を強調した風味であったと記憶している。 比べてこちらは、青みを思わせる若干の渋みと、酸味がメインという感じだ。 注いだ液に鼻を近づけると、仄かに感じる林檎の甘酸っぱい香り。 しかし一度口に含んでみると、以外にアルコールっぽいことに気がつくだろう。 亜硫酸塩のケミカル臭とも相俟って、かなりワイン寄りの風味と言える。 以前に飲んだ、安い白ワインがこんな感じの味だったような……。 ジュース感覚で手を伸ばすと、想像した味とのギャップに驚くかも知れない。 気分転換には丁度良さそうな感じである。 ということで、今回はこのへんでさいなら。 |
![]() |