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No. Do you?
というわけで、昨日に続いてASG「BLOOD DRIVE」について。色々と不十分な部分もあったので、今回は補足として、珍しく続きを書いてみる。 因みに表題であり、二番目の収録曲の題名でもある「BLOOD DRIVE」とは、どうやら献血を意味する言葉だそうだ。 ちょっと罰当たりなことを言わせて頂きたいのだが……好き好んで、他人に自分の血液を分け与える人間の気が知れないよ。 そもそも私は注射が大嫌いである。注射器も嫌いである。自ら好んで腕に注射針を刺して頂くなんてとんでもない。 だがどうやら、献血がタイトルに冠されている以上、それがこのアルバムの内容に密接に関ってくることは想像に難くない。 自己犠牲。献血という言葉を一瞥して、先ずもって有り体に想像する言葉は、多分そんなところだろうか。 それでは、少しアルバムを紐解いてみよう。 今作はrelapse Japanより和訳歌詞つきの国内版が出されている。私が購入したものもそれである。全くもって感謝、感謝だ。 1.AVALANCHE 2.BLOOD DRIVE 3.DAY'S WORK 4.SCRAPPY'S TRIP 5.CASTLESTORM 6.BLUED FOR BAMA 7.EARTH WALK 8.CHILDREN'S MUSIC 9.HAWK EYE 10.STARGAZIN 11.THE LADDER 12.GOOD ENOUGH TO EAT オススメのトラックは10であろうか。ある程度のスピード感を伴っており、却って聴き易さ、取っつき易さがある。 前回も言った通り、全編を通してスロゥリーである。一音一音を噛み締めるような演奏、と表現するのが相応しいかも知れない。 ギターとベースは柔らかで、しんみりした響きだ。ドラムも一音の厚みやインパクトに重心を置いているようで、無闇な暴走は皆無である。 ヴォーカルが、恐らくは前作との違いが最も顕著である。シャウトを乱発せずよりメロディアスに、より伸びやかに、そしてより大人しく。 とにかく、無闇無鉄砲なスピード感をいの一番に捨て去り、音のハーモニーや伸びやかさ、そして余韻を重視しているように感じた。 8や12でクラシックギター(らしき楽器)を使っていることからも、激しさ一辺倒ではないメロディへの拘りを如実に感じるところだ。 感じるところ、なのだが……という繋ぎ方はおかしいかもしれないが、一つどうしても気になっているところがある。 5トラックの「CASTLESTORM」は、その音やリズムが、前作6トラックの「THE DULL BLADE」に似ている気がしてしょうがない。 歌詞はぶっちゃけ良く理解できていないのだが(オイオイ)、2つの曲の間には何か繋がりのようなものがあるのだろうか。 彼らの書いている歌詞はポエム要素が強くて(というか全面に出張っていて)、和訳歌詞を見てもツギハギのようで、正直言って訳が解らない。 とにもかくにも、身体に馴染ませるにはもう少々時間がかかりそうな――一筋縄ではいかないアルバムである。 補足と言いつつも、前回より長くなってしまった。 というわけで、今回はこの辺でさいならー。 |
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知らなかったが、6月くらいに発売されたらしい。
ジンの新譜「For The Seeker」も出たようで、あちらの方も非常に楽しみである。 最近、ジャズ系のCDばかり買い集めていたので、ロック系を購入するのは久しぶりだ。 というわけで、ASGの新譜「BLOOD DRIVE」である。 左側のジャケットは、前作に当たる「WIN US OVER」だ。 私をASGの世界に引き込んだアルバムである。 和訳歌詞はついていない輸入版だが、言葉の壁というハンディを物ともしない、言葉を超越した「何か」すら感じさせるアルバムだ。 さて、とすると新譜への期待(ハードル)が高くなるのもまた、必然と言うほかあるまい……だがしかし、今私は、前作との「味付け」の違いに戸惑っている。 やや肩透かしでいて、えもいわれぬむず痒さを感じる。 緩、緩、緩、そしてまた緩。待てど暮らせど「急」が無い。鷹揚に構える大河の如く、ただひたすらに緩やかでいて、沸々と滾るような音の流れ。 旋律が安定しすぎていて、こちらが逆に困惑してしまう。 まるで思春期の悪童が、大人の紳士になったようだ。 岩場を流れる渓流のように不安定で攻撃的なテンポ、水飛沫を上げる滝のような尖ったリズムが、すっかり鳴りを潜めてしまっている。 いや、オブラートに包んだ物言いは止めよう。まるでスピードリミッターで頭を押さえつけられたもどかしさである。 聴き続けているうちにきっと慣れるのだろうが、ここまで大人しく堅実な音色で新譜を仕上げたことは、やっぱり驚きであり、意外でもあった。 私が「WIN US OVER」を聴いた上で感じた、ASGの音をざっくりと表現すると、以下の4点に集約される。 1.流れる川のような、緩急のある曲調。 2.荒削りとも思われる音圧の大きさ。 3.「エセ神秘」的な奥行き感、ダイナミズム。 4.抜けの良い、胸のすくようなシャウト・スクリーム。 3項の「エセ神秘」。これは大事な要素だ。 これはついさっき私が思いついた単語だが、これ以上的確にこのバンドを表現する言葉は無いように思われるというほど、ピッタリはまっている。 何というか、今作はこの「エセ神秘」にウェイトを置きすぎていて、急流下りのようなカタルシスに今一つかけるのだ。 ダイナミズムや奥行き感を表現するのに勤しむ余り、演奏技術を魅せるスローテンポの一点張りで、今一つ「緩急」が感じられない。 ましてやアルバムの殆どの曲がこんなテンポなので、正直言って不完全燃焼というか、聴いてて途中でダレてしまう。 一曲や二曲くらい、ダルさをバネにして爆発するようなハイテンポな曲が欲しかった――というのが、現在の私の正直な感想である。 とりあえずは、ぼちぼち旧作の方も洗ってみるとしましょうかねー。 タワレコで「FELLING GOOD IS GOOD ENOUGH」を注文しようとしたら、「廃盤ですので」と丁重にお断りされたのだが。 誰かASGを聴かれる方などおりましたら、今回の新譜に対する感想など是非ともお聞きしたいところであります。 というわけで、今回はこのへんでさいなら。 |
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コンビニの冷やし担々麺が意外に美味しかった。
でも、復刻版?のスプライトは微妙だな。やっぱ7upの方が美味しい。さすがレモンライム風味の清涼飲料水の金字塔(ry さて、そろそろ本題に行くとしよう。 「夏」。管理人にとってその文字は、それはもう憂鬱そのものなんだけど(笑) 気分をいい感じに切なくさせてくれる音楽を2曲ほどご紹介致しましょ。 ・summertime ・・・ジャズの定番ナンバー(管理人は夏=summerでもいいと考えた)。ブルースっぽい感じ。この曲には歌詞があって、貧しい黒人の母親が、泣いた赤ん坊を抱いてあやして、言い聞かせる歌。その概要は、「家族は金持ちで、未来は希望に満ちている」っていう感じ。 でも、本当は社会の最底辺でこき使われ、食べるものも満足にない、未来に希望なんて持てない、そんな背景がある。切ないというか、哀愁の類いを通り越した軽い鬱ソング。 そういう風に考えると、曲名も凄く意味深・・・ まあ、曲の背景はともかく。いかにも疲れきって悲しみに満ち溢れた曲調が、夏の夜によく合いそう。管理人の大好きな曲。 ・Summer Romance(Anti-Gravity Love Song) ・・・Incubusの曲。いかにも切なげなタイトルでしょう? まあ、反重力ラブソングってのは意味解んないけどwww 意図して古い音源っぽく細工した、ノイズがかったサウンドと金管楽器がいい感じ。歌もいいんだけど、管理人的には途中で金管楽器が頑張る間奏が大好き。グッと来る。本当の「サマーロマンスは」未だ体験したことがないがwww てなわけで、今回は夏っぽい2曲を挙げてみましたよ。 興味がわいた人は聴いてみてくれー。 ほな、今回はこの辺でさいならー。 |
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