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【2024/04/29 09:37 】 |
メイト・フィード・キル・リピート・アフター・ミー!!
アァ、何か題名考えるのも面倒くさくなってきたッス。
 でも、ここでまさかの音楽ネタ。しかもニューメタルである。
 Slipknotさんたち、今何してんのかなーライブやってんのだろか。

Mate.Feed.Kill.Repeatジャケット1。

 というわけで、よりにもよって「Mate.Feed.Kill.Repeat」である。
 何か再生しようと何気なく思ったんが、ブログの方にもどうかなって。

 演奏者であるSlipknotについてグダグダ説明するつもりはありません。
 ともかく、音源の時系列的にはメジャー初盤の「Slipknot」より前に発売された、デモテープ的なものだと考えてもらえば宜しい。
 最も、俺が買ったのは後年リリースされた限定復刻版であり、純粋な意味でのデモ版ではないということを但し書きさせてもらう。
 えーと、正直これを買ったのは、まだニューメタルのアルバムを嬉々として買い漁っていた時分のことである。
 今は無きショッピングセンターのタワーレコード(個々は本当にお世話になった)の棚で、その怪しく緑色に光るジャケットを私は見つけたのだ。

 「あれ、見たこと無いSlipknotのアルバムだ、新盤かな?」という程度で、予備知識なんぞ一切持たず、買って聴いてみたらアレマびっくり。
 なんちゅーか……音がガサツで、垢抜けなさが半端無いのだ(笑)
 いかにも手近にあるやっすい音響機器で収録しましたっていう感じの、このマニュファクチュアっぽさが何とも言えない。
 インディーズというかアングラの感じが存分に音に滲み出ているのだ。

 国内アーティストだが、THE BACK HORNや9mm Parabellum Bulletのメジャーアルバムを先に聴いて、その後にインディーズ版を聴いた時のあの感じ。
 ピンクソーダわぁ~イェイイェイ~売り~き~れぇ~たぁ~
 アイラービュハニィ心からぁ~イエスタデェ~イワンスモアァ~
 っていうVo.の奥でバリバリなってるエレキギターとかドラム(音が籠もってる)とかね、本当にあんな感じで、驚き桃の木山椒の木である(古い)。

 うーむ、しかしまあこのアルバム……何だか古ぼけて油切れした工作機械のような、とっつきにくさと同時に変に惹き付ける魅力をも持っているのだ。
 メジャー盤「Slipknot」のような一種洗練されたラップメタルではなく、こりゃもう本当にカオスでひたすらとらえ所の無い曲である。
 特に3曲目の「Do Nothing/Bitchslap」の後半に出てくる、「Com'n Yo!! >Foo! Foo!」てな掛け合いも、悪乗りと解すれば面白く感じられてしまうのだ。
 なんせこんなやっすいヒップホップのような演出、これから先のメジャー盤では後にも先にも絶対に聴けないからね、マジで(笑)。
 かと思えば6曲目の「Confessions」では、ベースラインにギターを乗せて、キャッチーですらああるメロディーなんか真面目に弾いちゃって。

 まあソレはさておき、初めて聴いて面食らうだろうことがある。
 何せ1曲目「Slipknot」の前奏はクソ長い(笑)。なおかつ随所に刻まれる、「ギュイイーン!!」という工作機械の作業音である。
 まあしかし、ラストを飾る「Killers Are Quiet」なんかもう酷い出来だ。
 途中まで何かダルそうに歌ってたかと思うと、歌がフェードアウトしてインスツルメンタルが始まる。
 溶接機や切削機械がバチバチと火花を散らす音が、カンカンと打ちつける音と共に、そりゃもううんざりするくらい流れ続ける。
 あーもう聴くの止めようかしらと思いながら暫く付き合い続けると、今度は突然隠しトラックが始まるのだ。
 この曲は、Incubusのメジャー初盤「S.C.I.E.N.C.E.」の最終曲「Calgone」を思い出させる、悪乗り全開の曲構成なのだ。
 因みにIncubusの「S.C.I.E.N.C.E.」自体は(俺の中では)名盤であるので、誤解なきよう。非常にセンスフルでノリの良い曲ばかりである。
 ソレと比べると、この悪乗りと冗長さでできたカオスなアルバムだ(笑)
 ニューメタル好きの間でさえ、恐らくは相当好き嫌いが分かれるだろう。
 私はというと、ニューメタル好きを自称できるほど沢山の音源を聴いてきた訳じゃないが、好きか?と問われれば好きと即答する自信があるwww

 Incubusの方々が「この路線」を気に入らなかったように、Slipknotもメジャー進出に至る過程で曲調にかなりの修正を受けている。
 それは、再三名前を挙げているが「Slipknot」を併せて聴いていただければお解りになるだろう。
 メジャーバンドとして売り出されるまでにはメンバーチェンジもあったし、曲の具合もかなり変わって洗練された音となった。
 だがしかし、その「Slipknot」が生まれる道程/過程として欠かせないものが、やはりこのアルバムなのである。
 後にアルバム収録曲として発表されたモノの中には、このアルバムの収録曲の残り香を匂わせるものが少なからず存在している。
 まあ何というか、仮面組のニューメタルに熱狂する時代の前夜にあった、生々しくごみごみとした猥雑な空気を感じられる面白いアルバムだ。
 現在入手が容易かどうかは解らんが、もし店頭に並んでみたら、願わくば、その1枚を手にとってみてはいかがだろうか?
 メジャーアルバム以降のSlipknotとは確実に違う、狭くて蒸し暑くて不潔で垢抜けないホールの空気を感じられることだろう(言い過ぎ)。

 というわけで、今回はこの辺でさいならー y(○目○)y

Mate.Feed.Kill.Repeatジャケット2。

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【2014/10/24 22:21 】 | 音楽 | 有り難いご意見(0)
"BLOOD DRIVE" しませんか?
No. Do you?
 というわけで、昨日に続いてASGBLOOD DRIVE」について。色々と不十分な部分もあったので、今回は補足として、珍しく続きを書いてみる。
 因みに表題であり、二番目の収録曲の題名でもある「BLOOD DRIVE」とは、どうやら献血を意味する言葉だそうだ。
 ちょっと罰当たりなことを言わせて頂きたいのだが……好き好んで、他人に自分の血液を分け与える人間の気が知れないよ。
 そもそも私は注射が大嫌いである。注射器も嫌いである。自ら好んで腕に注射針を刺して頂くなんてとんでもない。
 だがどうやら、献血がタイトルに冠されている以上、それがこのアルバムの内容に密接に関ってくることは想像に難くない。

 自己犠牲。献血という言葉を一瞥して、先ずもって有り体に想像する言葉は、多分そんなところだろうか。
 それでは、少しアルバムを紐解いてみよう。
 今作はrelapse Japanより和訳歌詞つきの国内版が出されている。私が購入したものもそれである。全くもって感謝、感謝だ。

 1.AVALANCHE
 2.BLOOD DRIVE
 3.DAY'S WORK
 4.SCRAPPY'S TRIP
 5.CASTLESTORM
 6.BLUED FOR BAMA
 7.EARTH WALK
 8.CHILDREN'S MUSIC
 9.HAWK EYE
 10.STARGAZIN
 11.THE LADDER
 12.GOOD ENOUGH TO EAT

 オススメのトラックは10であろうか。ある程度のスピード感を伴っており、却って聴き易さ、取っつき易さがある。
 前回も言った通り、全編を通してスロゥリーである。一音一音を噛み締めるような演奏、と表現するのが相応しいかも知れない。
 ギターとベースは柔らかで、しんみりした響きだ。ドラムも一音の厚みやインパクトに重心を置いているようで、無闇な暴走は皆無である。
 ヴォーカルが、恐らくは前作との違いが最も顕著である。シャウトを乱発せずよりメロディアスに、より伸びやかに、そしてより大人しく。
 とにかく、無闇無鉄砲なスピード感をいの一番に捨て去り、音のハーモニーや伸びやかさ、そして余韻を重視しているように感じた。
 8や12でクラシックギター(らしき楽器)を使っていることからも、激しさ一辺倒ではないメロディへの拘りを如実に感じるところだ。

 感じるところ、なのだが……という繋ぎ方はおかしいかもしれないが、一つどうしても気になっているところがある。
 5トラックの「CASTLESTORM」は、その音やリズムが、前作6トラックの「THE DULL BLADE」に似ている気がしてしょうがない。
 歌詞はぶっちゃけ良く理解できていないのだが(オイオイ)、2つの曲の間には何か繋がりのようなものがあるのだろうか。
 彼らの書いている歌詞はポエム要素が強くて(というか全面に出張っていて)、和訳歌詞を見てもツギハギのようで、正直言って訳が解らない。
 とにもかくにも、身体に馴染ませるにはもう少々時間がかかりそうな――一筋縄ではいかないアルバムである。
 補足と言いつつも、前回より長くなってしまった。
 というわけで、今回はこの辺でさいならー。

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【2013/08/02 19:38 】 | 音楽 | 有り難いご意見(0)
ASGの新譜。
知らなかったが、6月くらいに発売されたらしい。
 ジンの新譜「For The Seeker」も出たようで、あちらの方も非常に楽しみである。
 最近、ジャズ系のCDばかり買い集めていたので、ロック系を購入するのは久しぶりだ。
 というわけで、ASGの新譜「BLOOD DRIVE」である。

 左側のジャケットは、前作に当たる「WIN US OVER」だ。
 私をASGの世界に引き込んだアルバムである。
 和訳歌詞はついていない輸入版だが、言葉の壁というハンディを物ともしない、言葉を超越した「何か」すら感じさせるアルバムだ。
 さて、とすると新譜への期待(ハードル)が高くなるのもまた、必然と言うほかあるまい……だがしかし、今私は、前作との「味付け」の違いに戸惑っている。
 やや肩透かしでいて、えもいわれぬむず痒さを感じる。
 緩、緩、緩、そしてまた緩。待てど暮らせど「急」が無い。鷹揚に構える大河の如く、ただひたすらに緩やかでいて、沸々と滾るような音の流れ。
 旋律が安定しすぎていて、こちらが逆に困惑してしまう。
 まるで思春期の悪童が、大人の紳士になったようだ。
 岩場を流れる渓流のように不安定で攻撃的なテンポ、水飛沫を上げる滝のような尖ったリズムが、すっかり鳴りを潜めてしまっている。
 いや、オブラートに包んだ物言いは止めよう。まるでスピードリミッターで頭を押さえつけられたもどかしさである。
 聴き続けているうちにきっと慣れるのだろうが、ここまで大人しく堅実な音色で新譜を仕上げたことは、やっぱり驚きであり、意外でもあった。

 私が「WIN US OVER」を聴いた上で感じた、ASGの音をざっくりと表現すると、以下の4点に集約される。
 1.流れる川のような、緩急のある曲調。
 2.荒削りとも思われる音圧の大きさ。
 3.「エセ神秘」的な奥行き感、ダイナミズム。
 4.抜けの良い、胸のすくようなシャウト・スクリーム。

 3項の「エセ神秘」。これは大事な要素だ。
 これはついさっき私が思いついた単語だが、これ以上的確にこのバンドを表現する言葉は無いように思われるというほど、ピッタリはまっている。
 何というか、今作はこの「エセ神秘」にウェイトを置きすぎていて、急流下りのようなカタルシスに今一つかけるのだ。
 ダイナミズムや奥行き感を表現するのに勤しむ余り、演奏技術を魅せるスローテンポの一点張りで、今一つ「緩急」が感じられない。
 ましてやアルバムの殆どの曲がこんなテンポなので、正直言って不完全燃焼というか、聴いてて途中でダレてしまう。
 一曲や二曲くらい、ダルさをバネにして爆発するようなハイテンポな曲が欲しかった――というのが、現在の私の正直な感想である。

 とりあえずは、ぼちぼち旧作の方も洗ってみるとしましょうかねー。
 タワレコで「FELLING GOOD IS GOOD ENOUGH」を注文しようとしたら、「廃盤ですので」と丁重にお断りされたのだが。
 誰かASGを聴かれる方などおりましたら、今回の新譜に対する感想など是非ともお聞きしたいところであります。
 というわけで、今回はこのへんでさいなら。

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【2013/08/01 22:22 】 | 音楽 | 有り難いご意見(0)
夏バテとKOЯNの再販盤。
 夏バテと執筆熱で長期間バタンQしてました、管理人painkiller。
 最近は、こんなのばっか聴いてるぜ。

followtheleader

issues

 ・・・やっぱり好きです、KOЯN。
3rdアルバム「Follow The Leader」と、4thアルバム「issues」。これは、今年の8月3日(つい最近)に廉価で再販されたやつ。
 KOЯNは・・・本当に、心の鎮痛剤。

 管理人的に本当にライクな曲って、実はアルバムのケツ近くに入ってたりする。
 例えばそれは、SlipKnoT「IOWA」の「Metabolic」だったり、MUDVAYNE「L.D.50」の「Under My Skin」とかだったり・・・まあ他にも沢山。

 んで、それがこの二枚のアルバムの場合は・・・
 3rdの方は、「Justin」と「Seed」が特に。「Seed」の終盤辺り、演奏が一瞬止まる「タメ」の後に、「ダダーンダダダダ、ダンダンダダダ、ダダーン・・・」って重いエレキの音がブワッ、ってくるのがいい感じ。
 タメは重要ですな、基本的に。
 3rdは「Justin」~「My Gift To You」の流れがとても好きだ。
 4thの方は、何といっても「Counting」。「ダラッ、ダラララダラッ、ダララー」ってイントロのエレキが凄く痺れる。
 でも4thは、前半の「Beg for Me」も譲れないんだけどね。
 鼓笛隊みたいにコミカルな、イントロのドラムの「ダラダダダダン・・・」ってやつ。その背後で、他の楽器もどんどん合流していって、最後に「ダダダダダン!」ってドラムが鳴らして曲が始まる感じとか、いいよねー。

 KOЯNはとにかく、リズムがいい。SYSTEM OF A DOWNも、タメの使い方とかリズム感とかが好きなんだが、KOЯNもリズムでは劣らず好みだ。
 まあそもそも、比べる対象ですらないんだけどね(笑)

 まあそんなこんなで纏まりのない文章だったけど。
 久し振りの記事は、KOЯNの3rd、4thアルバムの、「Follow The Leader」と「issues」でした。

 じゃあ、今回はこの辺でさいなら。

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【2011/08/10 21:39 】 | 音楽 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
切ない感じで「夏」がタイトルにつくもの
 コンビニの冷やし担々麺が意外に美味しかった。
 でも、復刻版?のスプライトは微妙だな。やっぱ7upの方が美味しい。さすがレモンライム風味の清涼飲料水の金字塔(ry

 さて、そろそろ本題に行くとしよう。
 「夏」。管理人にとってその文字は、それはもう憂鬱そのものなんだけど(笑)
 気分をいい感じに切なくさせてくれる音楽を2曲ほどご紹介致しましょ。

・summertime
 ・・・ジャズの定番ナンバー(管理人は夏=summerでもいいと考えた)。ブルースっぽい感じ。この曲には歌詞があって、貧しい黒人の母親が、泣いた赤ん坊を抱いてあやして、言い聞かせる歌。その概要は、「家族は金持ちで、未来は希望に満ちている」っていう感じ。
 でも、本当は社会の最底辺でこき使われ、食べるものも満足にない、未来に希望なんて持てない、そんな背景がある。切ないというか、哀愁の類いを通り越した軽い鬱ソング。
 そういう風に考えると、曲名も凄く意味深・・・
 まあ、曲の背景はともかく。いかにも疲れきって悲しみに満ち溢れた曲調が、夏の夜によく合いそう。管理人の大好きな曲。

・Summer Romance(Anti-Gravity Love Song)
・・・Incubusの曲。いかにも切なげなタイトルでしょう? まあ、反重力ラブソングってのは意味解んないけどwww
意図して古い音源っぽく細工した、ノイズがかったサウンドと金管楽器がいい感じ。歌もいいんだけど、管理人的には途中で金管楽器が頑張る間奏が大好き。グッと来る。本当の「サマーロマンスは」未だ体験したことがないがwww

 てなわけで、今回は夏っぽい2曲を挙げてみましたよ。
 興味がわいた人は聴いてみてくれー。
 ほな、今回はこの辺でさいならー。

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【2011/07/31 12:52 】 | 音楽 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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