忍者ブログ
  • 2024.04
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • 2024.06
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/05/14 19:34 】 |
BIOHAZARDの銃器を語る。~ベレッタ・ピストル編2~
何だか、コロンビアーナの話ばっかりしていて、ベレッタのことなんか半分どうでもよくなっているのだが、でも続けるのじゃ。
 さて、私がバイオとベレッタの組み合わせで思い出すのは、サムライエッジや初代バイオもそうなんだが、どっちかっつーとアウトブレイクかなぁ。
 まあガンサバイバー4のブルース=マッギャヴァンなんかも、カスタムしたM92らしき銃を使ってるみたいだけど、俺はアレ未プレイだしなぁ。

 アウトブレイク? はぁ、やったことないんだけど何ソレ? という人に銃オタ的解釈で軽く説明をしますとですねぇ。
 弾を拾ったら、拳銃のマガジンを抜き出して、直接フリーハンドでチキチキと地道に、一発ずつ実包を込めていくんですねー、そういうゲームなんすよ。
 ショットガン(それもよりによってSPAS 12)も、1発ずつ込めていくんですねぇ(ニヤニヤ)。確か、ちゃんと銃を引っくり返して装填してたような……?
 もう少し説明すると、銃の下側(給弾口付近)にあるローディング・ゲートだか何だか言う部品を押し込まなきゃ、弾が入らない設計だったのかな?
 今思えば、すっごく細かくてリアルな描写だよナァ。

 ハンドガンマガジンと弾を組み合わせると、何故か一瞬で15発の実包が装填されてしまう仕様への突っ込みはナシの方向で(笑)……あれゲームだから。
 それで傑作な部分が一つあって、キャラによってはSMG(MP5A3かA5)が手に入るんだけど、SMGにはハンドガンの弾を装填するんだ、これが。
 銃オタ的にはそれもリアルでイイ!! ことはともかく、SMG用のマガジンちゅーのもあるんだけど、ソレさえ無い場合はどうなるか……?

 ――そうなんです、手詰めなんですよ。30発頑張ってくだちい(爆笑)。
 ちなみにアサルトライフル(M4)もあるんだけど、アレの予備弾薬はマガジンしかないのだ(笑)。手詰めさせくれよー頼むよー(キチガイスマイル)。
 他にもリボルバーが出ればスピードローダーも出したりと、本当に芸が細かくて(アイテムが多くて)感心させられたゲームですねぇ。

 まあアウトブレイクのネタはこの辺で置いとくとして、あと印象に残ってるのは強装弾だよね。バイオ3のリロードツールで作れる黒箱のアレね。
 ベレッタ92系に+Pはイカーン!! と言いたくなるね。……それとも、強装弾によるスライド破損ネタを解った上でわざとやってんのかね(笑)。
 しかしそう考えると、口径.40S&Wを使うベレッタ96系の強度はマジで大丈夫なのか心配になるよね(リメイクバイオのバリー=バートンモデルね)。
 いやまあ、月刊Gunの記載なんかを見るに、スライド強度(というか破損対策)は大丈夫みたいだけどね……ちゅうか破損する前提なんかい。
 それでもラフな射撃を数撃つと、大体5,000発程度でロッキングブロックがヤレちゃうらしいのだけれど。

 因みにロッキングブロックを付け加えておくと、プロップアップ方式のディレード・ブローバック特有の、羽根状に上下する金属部品のことね。
 マウザーC96ファミリー(とそのコピー品)とか、ヴァルターHP/P38ファミリーなんかの心臓部としても組み込まれている部品なんだコレが。
 何か、トンプソンM1928(M1921?)に組み込まれている「アクチュエイター」なる部品も、なんだか形状からしてプロップ・アップを思わせるんだけどなあ。

 あと俺イチオシなのが、ウェブリー&スコットのMk1自動拳銃ね。
 正確なモデル名を言うと「W&S .455 Model1913 Mk1N Navy」というクソ長い名前(メーカー名略しちゃいました、ゴメン)。
 この銃の何が秀逸って、先ず一点は、銃身そのものが斜め移動してロック・アンロックする構造のディレード・ブローバックなのよ。
 多分、こう言っても「チルト・バレルと何が違うんすか?」と思われるだろうだが、発砲した銃身それ自体、その全体が斜めに平行移動するのだ。
 C96やP38のように、銃身はスライドと噛み合った状態で露出しているのである。じゃあプロップアップ式なのかっつうと、違うんだ。
 流石はイギリス人の知恵(笑)。他を真似することはその気質をして許さなかったのですかねぇ……パクる時は堂々とパクる癖に(ニッコリ)。

 で、秀逸な部分の二点目は、スライド・グループにテンションをかけているバネが、何と分厚いリーフ・スプリング(松葉バネ)だということ。
 ベレッタ93Rなんかでは、3発バースト・シアがグリップの右側に埋もれてるんだけど、W&S拳銃の場合そこにあるのはリコイルスプリングなんだな。
 シャキーンと人間工学を無視した垂直のグリップには木製パネル。
 そして親切な(ゴミ同然とも言う)マガジン・カットオフ機構まで誂えた、二つ穴のマガジンキャッチ(上の穴だと連発、下の穴だと単発)。
 やはりイギリス人の銃設計は何かがおかしいようだ。
 同時代の銘銃として名高いM1911と比べると、本当にへそ曲がりで恥ずかしい設計なんだよなぁ。だがそこが最ッ高に好きなんです、ワタシャ。
 
 さて、イギリス人に現を抜かしてないで本題に戻ろう。
 実の所、初代バイオのベレッタでは、予備弾薬としてはちゃんとマガジンを使ってたんだね。これはリメイク版でも同じ。
 ウェスカーが一本ずつ丹精こめて置いて回っていたのか……(困惑)。
 で、続編のバイオ2で男女2人のキャラに各々1丁ずつ別種のハンドガンを宛がった結果、共通のマガジンが使えない!! という事態になりました。
 まあその解決方法として、ああいう弾薬箱という形で拾うことにさせたんだろうなあ、と推測。ある意味では、その方がリアルかも知れんし。
 挙げ句の果てには、コルトSAAもなぜか9mm仕様という(爆)。
 フルムーンクリップを使おうにも、ソリッドフレームの装填方法は1発ずつ排莢装填と独特だし、そもそも口径が合致しない(笑)。
 まあいいでしょ、ゲームだから(魔法の言葉)。
 ところでバイオ2は、ベレッタが置いてきぼりを食った数少ない作品だとお思いじゃありませんか? ところが違うんですナァこれが。
 クリア後にプレイできるミニゲーム「EXなんちゃら」がありましてな、そのプレイキャラの一人として出現するクリスが、ベレッタを使うんだ。

 しかし、バイオ2の頃から低確率で頭部破壊が出てたなんてビックリ。正直、俺はEXなんちゃらをやりこまずに放置してるから、生では見てないけど。
 クリティカルヒットの頭部破壊でビビッたのは何といってもリメイク初代。これはベレッタ……というかサムライエッジだね。
 劇中では明言されてないんだけど……まあ、後の作品で付け加えられた要素が、前の時間軸にも持ち込まれた感じですね。バイオ0も同じだけどね。
 まさかハンドガンにクリティカルヒットが付くとは……まあ、バイオ3のSTIイーグル6.0にもあったんだけどね、クリティカルヒット。
 あれよアレ、あのイーグルちゃんチョー格好良いんだよ。紫色のフレームでな、発砲音もバスッ、バスッ――と少し風変わりなんだ。

 でもリメイク初代は一味違いますよー。倒したゾンビを灯油で黒焦げにする(か、頭を吹き飛ばすと復活しない)という仕様も大概だけどね。
 パンッ――ド、グシャリ
 初代バイオ~3くらいまでの ブシャッ!! ていう効果音を想像してたら面食らうよ。吹き飛ぶ音が生々しいんだ。
 アレはマジで所見プレイヤーの度肝を抜くよ。ショットガンやマグナムだったら当たり前なんだけど、ハンドガンで突然出るからねぇ(笑)。

 うーん、まあこういうこぼれ話的なアレは、敢えてベレッタ・ピストルとして語る必要もない話ではあるんだけど……。
 実際どうなんでしょうねぇ。+P+弾――いわゆる超ホットロードの口径9mmパラベラムでホローポイント弾頭をぶっ放せばさあ。
 人間の頭くらい吹き飛ばせそうな気がするんだけど。
 実の所、巨大スイカでの実験では、超ホットロードどころかシルバーチップの9mm弾で、見事にスイカを四散させてるんだけどねぇ。
 まあ人間の頭蓋骨(と、眼球や耳、鼻といった内容物や、骨格の配置)の強度と、球形のスイカの皮の強度は単純に比較できないけどね。

 まあその真相が可であれ不可であれ、その超ホットロードはほぼ間違いなく、ベレッタ92で撃っちゃいけないということなんだけど。
 いや実の所は撃ってもいいんだよなぁ。怪我をする覚悟があれば(笑)。
 うーむM93Rなんかはマズルブレーキも付いてるし、スライドも分厚く大きく角ばってるしで意外といけるんじゃねェと思うがやっぱりダメかな?
 番外編のガンサバイバーで出ていたM8000はイケるんでしょうナァ。閉鎖型スライド&ロータリーロッキングバレルの組み合わせだけど、アレは。
 銃のマニュアルにも、「銃を傷めるから注意せよ」と書くに留められている、という感じだしね(因みにM92の場合は使うなとのこと)。

 そこで登場するのがアレですよ。フロビス社製のドルフィンマークが記された閉鎖型スライドですよ。スライドの強度だけは上がりますよね、確実に。
 ……なおロッキングブロックの強度は変わらない模様。
 ちゅーか今、何気なく確認してみたけど、ネタ元として取っといてたリンクがまっさらになっとる。あやや……やってもうたがな。
 そこのページに乗っていたと思しき画像は、何かgoogle先生の画像検索をした結果、チラホラと見かけましたがね。
 このオリーブ色のフレームに閉鎖型スライドのベレッタ92(M9)ちゅー組み合わせがまた格好良いのですな、これが。

 ベレッタコピーに閉鎖型スライドの組み合わせときたら、やっぱりイスパニアのガビロンド・イ・リャマ M82なんだけどね……(笑)。
 スペインが作ったら、中々どうしてバタ臭い。まあ自国向けだからいいんだろうが、やっぱりタウルスみたいなライセンス品とは違っちゃうなあ。
 PT92系は、アレはアレの良さがあるからネ。
 それこそマックスペイン3なんか、タウルスPT92が主役顔でしゃしゃってますから。流石、ブラジルを舞台にしたゲーム設定なだけはある。
 考えてみればマックスペインもまた、1からベレッタ92を出し続けてるシリーズなんだよな。あれもあれで、何かぶれないところがあっていいね。

 いや、というか単に同時期というか同世代のゲームの中で、そういう銃を出させるのが流行ったとかそれだけの話なんだろうケドね。
 個人的に思い出深いのは……チェイス・ザ・エクスプレスとか?(ボソッ)
 うーんやっぱり、どう転んでも何か脱線しちゃうというか、こぼれ話が出てくるというのか、ベレッタ・ピストルもいいですねえ。
 本当はもっとM8000やM93Rの話もする積りだったんだけど……(汗)。
 もういいです。かなり長丁場になったので、もし覚えていたら、またの機会に他の銃の話をするとしましょう。

 お付き合いくださった皆さん本当に有り難う、そしてスイマセン。
 というわけで、今回はこの辺でさいならー (・А・)ノシ

拍手[0回]

PR
【2014/10/20 01:24 】 | 武器関連 | 有り難いご意見(0)
<<イスパニアの老樹。 | ホーム | リュック=ベッソン・フォー・コロンビア。>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>